高齢者の為のレクリエーション

高齢者から子供まで楽しめるレクリエーション「クッブ」とは

 

クッブとはスウェーデン生まれのスポーツです。スウェーデン語で「薪」を意味していて、使う道具はすべて木製です。バイキングたちが生み出したといわれ、600年以上の伝統があり、なんとスウェーデンのゴットランド島では、毎年、世界大会まで開かれています。

 

1チームは6名、5m×8mのコートの中央にキングを置き、両チーム5個ずつのクッブ(角材)を自陣コートのベースラインに並べて、先攻後攻を決めます。先攻チームは1人が1本ずつ、6本のカストピンナ(「投げる棒」という意味・形は丸棒)を投げて、相手コートのクッブを倒します。全部、クッブを倒したらキングをねらうことができ、先にキングを倒したチームの勝ちと、ルールは極めて簡単。

 

ただし、相手チームに倒されたクッブは、自分が攻撃する時に相手コート(キングより相手側)に投げ入れて、まずはそのクッブを倒さないと相手の元からあるクッブは倒せません。また、投げ入れられたクッブを倒せないと、次に相手チームは、そのクッブまで前進して攻撃することができます。そのため、ゲーム展開はぐっとおもしろくなります。

 

下手投げでしか丸棒は投げられないので、体力差は関係ありません。親子でも同じレベルで楽しめるところも魅力で、高齢者から子供まで誰でも気軽に、時間を気にせずゆったりと楽しむことができるネイチャーレクリエーションです。